舟形町サケふ化場の完成!
平成28年10月28日、舟形町サケふ化場の落成式が行われました。
舟形町長者原地区には、昭和27年に建設されたサケふ化場がありますが、老朽化が進んでいました。また、既存の施設は浅井戸のため、ふ化・飼育するための水温が高く、採卵初期は、舟形地区の鮎中間育成施設に収容せざるを得ないなど、健康な稚魚の育成や効果的な事業に支障をきたしていました。
そのようななか、舟形町・最上町・小国川漁業協同組合・山形県等関係者を構成員とした最上小国川流域産地協議会を平成25年8月に設立しました。
協議会で合意形成を図りながら、国の補助事業である「強い水産業づくり交付金事業」を活用して、サケふ化場の整備を行いました。
今回、新しい施設が完成したことにより、サケや鮎の増産が可能となり、放流が増加するなど、今後、地域振興の拠点の一つとなることが期待されます。
◆施設概要
○平屋建て ○延床面積 237.6平方メートル
○ふ化槽 12槽 ○飼育池 4池 ○新設井戸 3基
●舟形町産業振興課:32-2111(代)